2018/05/07 振り返り

2018/05/07
降水確率80%、曇空。数日ぶりの投稿。

10代の頃はハタチを超えるのがこわかった。
ただの一般人なのに、なにか成さなければという焦燥がひどくあった。
地方から出てからはそれはより一層ひどく、その焦りによって突飛な行動を沢山した。計画性もなく、エキセントリックだった。

ハタチを過ぎてから、まぁ別に私だしなぁと思えるようになった。でも以前に飛び込んだ世界が華やかでかっこよく、そこにいる人達が輝いて見えたので憧れだった。どんなに小さくてもステージはステージだし、そこで命を削り昇華している姿は、なにものにも変えがたかった。この人たちを間近でずっと見ていたい、そう思った。

いろんなしがらみもあったけれど、確かにあの時間は私を私にした。自らの手で自我を得る。ディコンストラクション

ずっとそのままでもありたかったが。自分は普通に仕事ができるのかな?と思った。
OLには向いてないとおもったので、技術のいる仕事で正社員になった。
とても頑張ったので、そこそこできた。
ただし、ひとよりも自分を削っていたように思う。一概には言えないが。
肉体も精神も思考回路も捧げた。
その結果好きなことは一切なくなった。好きな洋服の色を忘れた。美味しいご飯もわからなくて、とにかく砂糖含有の多いチョコレートを食べ続けた。

会社に勤めてるときはそれが自分の全てでも、辞めてしまえばなくなる。ポストも思考回路も、備品と同じように貸与されたものでしかない。ごく当たり前のことだがやめてから改めて知った。
ただその会社にいただけなのにこんなに考え方が侵食されてることを。

今?今はどうやればバランスを取れるのか考え中。まず失った自分をまた拾い集めている。好きなものを見に纏い、考えている。

こうやって振り返ると、10代以降も焦燥感が根底にあったのかも。いつもなにかに追われていた。今は1番肩の力が抜けてるかな。
自分の居やすい自分や、居場所をつくろうと環境を整備している。時間は多少かかると思うけど1番前向きかも。